落ちこぼれ学のスペシャリストを目指す

レポート休み

追い詰められた学生がよく使う手である。 私は使用したことはなかったが(ほぼ皆勤、しかし成績悪い)、成績不振者や休みがちの人たちはよく使っていた。 当然のことながらレポートの提出義務がなくなるわけではない。 先延ばしされるだけである。 登校できた日に提出を促す先生もいるが、1週間後に提出になる先生もいる。 前者なら完成するまでずっと休み続けなければならないが、後者なら翌日には普通に来ている。 毎回のように行っていると確信犯だと気づかれるのは時間の問題であるが、提出遅れよりはマシだということである。 提出遅れになると大幅な減点になったり、もう受け取らないという厳しい先生もいる。 しかし、欠席であれば風邪のせいにすることができるのだ。 本末転倒のような気がするが、ここまで追いつめられる評価方法もどうかと思った。

親にずる休みすることを知らせられない友人は普通に家を出て、ただ電車をグルグル回って時間をつぶすといったことをしていた。 パソコン入力ならPCがあるところへ行かないと作業できないし、非常に時間をムダにしていると感じた。 そこまでしても未提出・提出遅れというのは恐ろしいのだ。 私は開き直ってメチャクチャなことを書いたり、素直に提出できませんと言ったものだが、休んだほうがよかったのかはよくわからない。 まあ、その友人は留年して私より先に退学してしまった。 結局自分と同格である。

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