落ちこぼれ学のスペシャリストを目指す

戦友

腐れ縁とでも言うべきなのだろうか。 ずっと同じクラスメイトであることもある。 留年するまではほとんど交流がない者同士であったが、留年することでなにかと縁があった人がいた。 クラスは1つしかなかったため、同じように留年すると同じクラスメイトでい続けるわけだ。 無論、共に進級しても同じクラスメイトである。 普通に過ごすだけでもかなり濃い関係となる環境であるが、留年となれば戦友である。 共に学力劣等なため、あまりプラスにはならないのかもしれないが、マイナスになることはない。 困っていると助け合おう精神は随一である。 留年生は留年生同士で固まることが多かった。 環境が生んだ新しい絆、仲間意識は現役生とは違う独特な感情かもしれない。 もちろん、現役生との友情関係も同じ空間で学んでいくことは重要であるし、頼りがいもある。 しかし、留年生同士というものを1単語で表現するならばまさに戦友である。

退学まで一緒のタイミングになろうとは・・・
出逢った頃はこんな日が来るとは思わずにいた。

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