落ちこぼれ学のスペシャリストを目指す

退学ソング

卒業ソングはいくらでもあり、ジャンルの1つとしての地位もあり春が近づけばよく流れるものである。 しかし、退学ソングは聞くことがない。 まあ、おめでたいものでもないし感動もなく、共感する人も少ないだろう。 他にも留年ソングもない気がする。 浪人ソングは受験生の応援みたいな感じの解釈であるかもしれない。 退学ソングは淋しい中退をテーマにすれば価値があるような気もする。 留年ソングが一番感動を生むのが難しいかもしれない。 なにしろ、もう一回同じ学年の繰り返しで新たな世界に飛び立つというコンセプトが生みにくい。 新たなクラスメイトと関係を深めるという点ではそうかもしれないが進級も似たようなものか。 ギャグソングなら可能かもしれませんね。

というわけで色々調べてみたところ、中々ヒットしない。 しかし、退学するという歌詞は見つけることができた。 森川美穂さんの「教室」という歌で「退学します」という歌詞があるらしい。 1985年に発売されたものだった。 主人公は突然退学してしまうのだが、理由はよくわからない。 そういえば自分の学校にも北海道に移住するということで、1学期で退学した人がいた。 私は3学期で修了退学なのでその人のほうが相応しいのかな。 ああ、あの頃を思い出す。

うん、それにしてもいい歌だと思った。 自分が退学になっていなければ、このような歌には出会っていなかったんだろうなあ。 そういう意味では特別な歌だ。 大事にしよう。

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